塩崎神社　10/1㈯前夜祭・10/2㈰秋の例大祭について

秋の例大祭（実りへの感謝）

 

【一年に一度の定例の大事なお祭り】

 

 

私たちの祖先は、農耕と深く結びついた暮らしをしていました。春に種を蒔き、夏には無事の収穫を神さまに祈り、大きな実りの秋には神さまに無事を祝い感謝する。そして冬へと向けてお帰りになる神さまを、お見送りするというのが「秋のお祭り」です。

 

 

また、神も人と一緒に祭りを楽しむと考えられたため、神をもてなすために音楽や踊りを披露するようになり、それが前夜祭（お祭りの前日の夜）のお神楽などの奉納歌舞です。

 

 

そして、御神輿の巡行は、普段は神社にお鎮まりになる神霊がお祭りのときは一時的に輿に移られ、地域の皆様（氏子）の町内を渡御し、町の災いや穢れを取り除き、地域の安寧を願う意味があります。

 

 

 

残念ながらコロナ対策により、本年度もお神楽奉納や夜店、子供神輿出御など、地域の皆様と神さまにお喜びいただき、ともに楽しむ行事は中止となりましたが、

先人たちの干拓地への入植から、約150年。

 

大変なご苦労のもと、豊かな土地へ生まれ変わった私たちの暮らす大新涯の鎮守の神へ思いをはせ、地域の皆様とともに収穫の神さまに感謝し、

 

先人のご苦労と、豊かに食べ物（命）を頂く実りの秋に感謝しながら、どうぞお祭りの日はご参拝頂き、ご一緒にお祈りくださいませ。

 

 

※神事の参加（昇殿）は、氏子当番組、総代のみとなりますが、

当日は、ご自由にご参拝ください。